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映画「虐殺器官」 糞映画でした。

特に細かく語るつもりはないんだけど。

原作ファンも多いだろうし。

と思ってたけどそこそこ細かく書いてしまった。

 

面白い部分もあったよ。

SFガジェットって、やっぱり出てくるだけでやっぱり惹かれるし。

だから、世界観説明を兼ねたガジェットがたくさん出てくる前半部分はそこそこ面白かった。

 

でも後半になってストーリー進行中心になるともう見てらんない。

ストーリーが致命的に穴だらけ。

登場人物の言動も全然論理的じゃない。

細かく言ってもしょうがないけど、

「お前政府に感情から何から全部モニタリングされてるんじゃないのかよ」

「お前合理的な判断が得意だったんじゃないのかよ」

「なんでカウンセリングの効力知ってるくせに言語学スペシャリストとホイホイ話ししてんだよ」

「なんであの女の言葉を無条件で信じてるんだよ」

「なんでEDダブステなんだよ。月光にしとけよ」

etcetc...

虐殺器官そのものに関する種明かしも穴だらけで馬鹿みたいだったし。

もうツッコミがとめどなかった。

席が真ん中じゃなかったら抜け出してた。

 

まぁね、私にとって最近ドストライクだった「シンゴジラ」「この世界の片隅に」なんかもストーリーが完璧だったかって言うと、そうでもないよ。

 

でも上記の2映画はとにかく演出がすごかったんだよね。

勢いで持っていかれた。

だから映画見終わったあとの満足感はすごかった。

 

虐殺器官」の場合、序盤は演出良かったのよ。

特に月光をBGMに進んでいくシーンは良かった。

でも後半になるとそんな演出もなくなってきて、もう見てらんない。

(かと思えば最後の最後で、演劇で見るような大仰な演技を突然始めたりするんだけどね。

ラストのホテルの一室でのやり取りは本当に見てらんなかった。

そして女はどこから出てきたんだよ。舞台袖からか?

エリート戦闘員のガバガバクリアリングにも呆れた。)

 

基本的に、エンターテイメントである映画のストーリーに完璧な合理性なんて求めてない。

完璧の判断基準も個人次第だしね。

それにエンターテイメントと合理性を両立できる優秀な脚本家なんてどうせ存在しないんでしょ。

なので、演出。

 

どんな糞映画だって、一箇所でも凄く光る演出があったらそれだけで見る価値はあったと思えるもの。

なのに演出って脚本やキャストに比べて批判の槍玉に上がらないよね。無いわけじゃないけど。

 

虐殺器官も、良い演出はあったのだけど、凄く光る、と言うほどではなかった。

ストーリー重視にしたかったのかな。

大失敗してるけど。